プロのレコーディングを体験! アマチュアのあなたにこそおススメします! 赤坂工芸レコーディング
あなたがおいしい料理を出すお店として良く利用するところは,外観がおしゃれで大きく,厨房も最新設備のところでしょうか。
焼肉でもラーメンでも中華でも焼き鳥でも必ずしも最高おいしいお店は,おしゃれできれいなところではないかもしれません。
その昔私がラーメンオタクを気取っていた頃に最高峰と思えたラーメン屋さんは世田谷の三軒茶屋の近くにありました。
究極のこだわりラーメンで,いつもまったく同じラーメンを出すためにカウンター席が7席しかなかったのです。
それ以上に増やすと味が変わってしまうというわけです。
(ノ°ο°)ノ オオオオ
大型店で10杯以上同時にラーメンを作ると最初と最後の麺の仕上がりが当然違ってくるという話ですね。
で,その7席だけのラーメン店は維持できなくなりラーメン屋をやめてしまったと聞きます。
あれは惜しいです。
単純に考えても7席ではすべて満席でも一晩何人がラーメンを食べられるかですよね。
でも,あの味は毎日でも食べられて,誰に食べさせてもおいしいという,好みをすでに超えた究極のラーメンでした。
職人にはある種共通の感覚があると思います。
採算を度外視して何か品質を追求したい気持ちがあります。
でも商売でやる以上売り上げも考えないと商売そのものが続けられなくなります。
そうなるとこれまたお客さんのためになりません。
なので究極もあるけど,究極のちょっと手前くらいで普通以上のクオリティの物が出来て,その結果沢山の人が楽しめるようになれば,それもまた大きな価値があるように思います。バランスですね。
( ̄- ̄ )フンフン
赤坂工芸はAKLというレーベルで日本のオーディオ雑誌の優秀録音CD評価で何年もベスト5とか,最優秀とか,とにかく優秀録音盤としてオーディオ業界ではYPMレーベルと並び最も有名なレーベルの一つです。
赤坂工芸の音へのこだわりは次元の違うものがあります。
今もスピーカーが処分価格700万円で売られていますが,このスピーカーの音はいつ聞いてもすごいです。
この9000モニターという名のスピーカはCDに入っているすべての情報を取り出せるようなすごいものなのです。
なぜ小さいお店でもおいしい料理が出せるのでしょうか。職人の腕がいいからですね。
(ノ^_^) ハイ!
ガラス張りのレコーディングスタジオで機材が立派に見えるところだから良い音のCDが出来るわけではありませんね。
大きなレコード会社がCDを作る時場合,特に有名な演奏家,指揮者のCDを作る時には,それほど録音にはこだわりません。
なぜならそうしなくても売れますので。
でも,小さなレコードレーベルはそれほど有名な演奏家のCDを作れませんので,録音と企画にこだわるCDを作ります。
そういうセールスポイントが必要ですね。 ヨーロッパでは昔からそういう感じで優秀録音のレーベルがあったと思います。
まさに小さいお店が味で勝負する感じですね。
(o⌒.⌒o) ウムウム
赤坂工芸のCDはまさにそういう隠れた名店の料理のようなCDですね。
有名な演奏家でないあなたの演奏も,この赤坂工芸の手にかかって料理されれば味わい深い,食べる人を魅了する一品へと昇華するはずですよ。
(  ̄O ̄)ホー
2013年8月に赤坂工芸のレコーディングにプロデューサーとして立ち会いました。
彼は昔の私のギターの生徒さんでした。その後ギターテクを少しずつ磨き上げて,ボーカリストの奥様と結婚して,基本ボーカルとギターのデュオとして活動するようになりました。
それで今回のレコーディングは自分たちの活動の次のステップにしたいということでした。
ちょっと知識があれば今や自宅でもある程度の音質で録音できることはできます。
コンデンサーマイクを持っているという人も結構いると思います。
もしかしたら,マックでプロツールを使っている人もいるかもしれません。
でも,素材が同じでもやはり料理人の腕が味を決めるのでした。
有名なレコーディングスタジオならある程度の機材はあります。
でも,やはり最後は職人技が味を決めるのですね。
今回は赤坂工芸の5時間パックというコースを使います。
大体午前2時間,午後3時間を使ってレコーディングします。
そして,レコーディングのあとマスタリングをしてもらい,マスターCDを1枚作ってくれます。ここまでのパックです。
ここから先は自分で選択できます。
今やネットでプレス業者を調べるとジャケット付き100枚プレス3~4万円で作れてしまいます。
また,iTunesの中に自分のアルバムを出品してくれる業者もあります。
そうすると,自分の音源さえあれば1曲ずつばら売りして最終的にはある程度の収入になるということも考えられます。
自主制作のミニアルバムでもCDの形になったものがあるというのは非常にいいことがあります。
イベントで演奏するために企画書を出すという場合にもCDがあるというのは有利ですね。
というわけで,商品レベルの音源を持っているということはセミプロの音楽活動には非常に大きな意味がありますね。
このレコーディングから次の何か発展があれば本当にいいですね。
当日は5曲録音が目標です。
何曲かはあとからリードギターやフルートを重ねます。
今回はしませんでしたが,自分で歌をもう一度重ねるというのもできますよ。
ギターは曲によって私のtypeBとラリヴィーを使ってもらいました。 あとは彼が持っているガットギターですね。オール単板ですが,エレガットでそれほど高級なものではありません。
typeBが大活躍なのです。
録音してみるとそのギターの音のバランスとか音色は隠せないものがあります。
これが自画自賛なのですが,ビンテージギターのように良い音なのです。
今回はあえて弦を新しくせずに少しぎらぎらした部分を出さないようにしてみました。
この辺がプロデューサーがアイディアを出す部分なのですね。
しかも,私がプロデュースというのはある意味ギターテクニシャンと呼ばれるギターの面倒を見る人が一人付いているみたいな感じですよね。
前日も音を出してみて,弦のチョイスを変えたり,当日エレガットから正体不明の共振ノイズが出るのを,内部のケーブルを止めなおし,プラスチックの電池ボックスを輪ゴムなどを使って抑えたり,ギターの調整道具を一式持ち込んで簡単なリペアもしてしまうというのがメリットかもしれませんね。
演奏上のアドバイスもしましたし。
( ̄- ̄ )フンフン
最初にこのギターで歌と同時に伴奏を録ってしまいます。
全部歌と伴奏が録り終わってから,間奏の部分のリードギターを重ねて行きます。
もちろん何回でも時間内で録りなおせますよ。
この時もちょっとだけ演奏上のアドバイスしましたら,次のテイクがOKになりました。
やはりプロデューサーのこのちょっとのアドバイスが役に立つのでした。
ちなみにマイクは4本ともAKGなので,個人で揃えるのはちょっと高い買い物ですね。
ケーブルはほとんどすべて1メートル3万円と言われる,アコリバですし。
アンビエント用のマイクは無しでも,XYのマイクを左右から使って十分OKでした。
ちょっとだけ音を聞いてみましょう。
どうでしょう。このギターの生々しさ。ギターの指先の感じまでも忠実に再現していると思います。
本当に自分が弾いているの?と思うほど良い音になるのがAKLマジックですね。
ギターは伴奏もリードもtypeBです。
ビンテージラリヴィーも使いました。うーんいいギターです。
この音は特別ですね。ボディが大きめなのにソロギターも伴奏もいけるバランスです。
すでに30年物なので,音の抜けも音量も新しいギターとは違います。
透明感があることと,リバーブ感がローズと思えないほどあるのです。
これに対抗するには,アディロンとマダガスカルの力が必要ですね。
70年代のラリヴィーは手工品ギターに近いですね。
(o⌒.⌒o) ウムウム
レコーディングした音源がいい音と感じるためには,楽器そのものの音が良い音である必要があります。
なので,レコーディングの前にギターの調整がされているといいですね。
ギターも10万クラスのものよりはもう少上のクラスのギターがいいと思いますよ。
そして,普通は弦も前日とか当日に新しくしますよ。もっともいい音で録音するのがいいです。
無事に基本のレコーディングは余裕をもって終わり,音を重ねるものになります。
イントロ,間奏,エンディングでフルートの音を重ねます。
すでに録音した音源を聞きながら重ねます。
もちろんこれも何度か取り直し出来ますので。
では,ガットギターとフルートの響きを聴いてみましょう。
よいソフトを使ってかけるリバーブは,リバーブマシンでかけるよりもはるかに高音質ですね。
元のフルートの音を壊すことなく,背景に溶け込むようにリバーブがかかります。
ギターにかかっているリバーブとの深さの違いも自由自在ですね。
こうやって音そのものにすでに説得力があるのです。
d(>_< )GOOD!ベリーね!
新しいマックとプロツールに沢山のプラグインソフトでこの金額も結構大変です。
マイクのプリアンプなども手工品ですね。
アレシスのレコーダーが活躍していますね。
さりげなく高価な機材が積まれています。
石渡所長の淹れてくださるコーヒーがまたおいしいのです。 淹れ方も研究していると思われます。
レコーディングを終えて満足げな皆様。
もしもあなたがソロギターや弾き語り,ボーカルとのデュオなど小編成の音楽をしているならぜひAKLのレコーディングパックをお勧めしますよ。
1日5時間のレコーディングで1,2週間の間にマスタリングし,マスターCDを納品いたします。
5時間で録音できる量はまさにその人次第なのです。
プロになると,ノーミスで20曲近く録ってしまう人もいます。それからCDに入れる14曲を選ぶというのです。
アマチュアの場合は私もそうですが,6,7曲がいいところですね。
なので,CD1枚の40分以上の音源を録るには2日かかりました。
もしもセミプロレベルでぜひミニアルバムを作ってみたいという方,もしくは5時間あればフルアルバムも作れるという皆様,プロのレコーディングでももちろん普通のスタジオで録音するのとはまったく違うレベルの音源を作りたい方ぜひぜひAKLレコーディングをお勧めしますよ。
ラジャ!( ̄- ̄)ゞ
AKL5時間レコーディングパック マスターCD渡し 150000円になります。
レコーディング日時などはご相談くださいませ。もしもレコーディングの際に私にもプロデュースで立ち会ってほしいという場合もメールにはご相談くださいませ。
自分が音楽に情熱を注いでいたことを形にして残すのはとってもいいことですね。
数年前ですが,自分でアルグム1のリマスターを聞いた時に,昔の自分に出会ったような感動がありました。
とにかくがむしゃらにギターが好きで好きで弾いていた時代の若い時の演奏ですが,何か今の自分を励ますものでもありました。
その時の自分の情熱を記録する。
まさにレコードなのです。
(  ̄O ̄)ホー
まさに隠れた名店の味のようなAKLレコーディングなのです。
あなたにもできますよ。
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