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niioka

Ayers NewHillシリーズ SJ04-CXの紹介

更新日:2018年10月22日

ついにAyersギターの総代理店になりました。

そしてNewHillシリーズの第一弾SJ04-CXをご紹介いたします。この美しさとこの音色,このハーモニーぜひご自身でも比べてみていただきたいと思います。


このギターは革命的です。 新生Ayers NewHillシリーズ。 この美しいデザインと存在感そして, 何よりもハーモニーが美しいのです。


皆さん( ^ ^ )/ こんにちは! ギターの良し悪しをどのように判断したらいいでしょうか。

人それぞれギターに対していろんな判断基準があると思います。

例えば低音が太いとか,高音が鈴鳴りとか,粒立ちのいい音とか,箱鳴り感があるとか・・・などなど。もちろん趣味なので間違いではないのですが,耳が鍛えられて行くとそれらよりももっと重要な要素に気づくようになります。

それはギター本体が持つハーモニーです。コード感です。

(  ̄- ̄)フムフム

その辺は北京のレポートにまとめたのでご覧くださいませ。


そうなると日本製の多くのギターでは満足できなくなって来ます。手工品はどうでしょうか。東京ハンドクラフトギターフェスでも確かめましたが,音量音質は良くてもハーモニーが満足出来ません。

ハーモニーが美しくないのです。スカイソニックブースにはマーチン,ギブソン,テイラーを置いてありましたが,それらよりもハーモニーが美しいギターはあまり出会えませんでした。

ギターの音を判断する際,目に見えるものが邪魔することもあります。一つの実験をしてみましょう。




















どちらの音がよく聞こえるでしょうか。私には圧倒的にローデンの音が良いと思えるのです。

ではこの演奏を聞いてみてくださいませ。アコギを感じるでしょうか。












もしもこのサウンドにアコースティックを感じるなら,それはギターそのものにハーモニーがあるからです。それはスピーカーから出てくる音でも聞き取れるものなのです。


いい音を作るのはやはりいいギターを選ぶところからなのです。


もともとハーモニーの薄い,コード感が弱いギターではエフェクターの多用でどんどん深みにハマって行き最後はアコギの音色がわからない所まで行く場合もあります。

10年以上前にスタMを通してオーダーした新岡モデルは不思議な魅力がありました。ライブでの音が非常にアコギらしいというギターでした。

この度多くのギター経験を経て,またAyersにかかわる機会がありました。



前置きが長くなりましたがようやく本題です。 ハーモニーがある美しいギターを皆様についにご紹介できるのです。


花束♪(⌒ー⌒)o∠★:゚*'  おめでとぉ♪


■製品名:SJ04-CX NewHill Series ■価格:166000 JPY (no TAX) ■TOP:AA SITKA SPRUCE ■SIDE&BACK:MAHOGANY ■NECK:MAHOGANY ■FINGER BORD:EBONY ■NUT:44mm ■SCALE 645mm ■BODY WIDE Max 410mm ■BODY DEPTH Max 114mm ■DOUBLE BEVEL (コンター加工,カッタウェイベベル有) ■DOVETAIL NECK JOINT (ダブテイル蟻溝繋ぎ,ネック後仕込み) ■GOTOH HEAD MACHINE ■FINGER BORD DOT:NONE ■NUT & SADDLE:BORNE ■With Ayers Hard Case


詳細が写真の一部と異なる場合があります。 日本向けモデルとマホガニーとローズなど素材が違うモデルでのカラーの違いから幾らか調整されます。






















この動画でわかると思いますが,すでに生音に気持ちの良いハーモニーがあります。 そしてメロディーがはっきりと前に出る音です。










EQを指弾き用にセットしてあるので,ストロークがちょっときついですよね。 ストロークや弾き語りで使う際は,EQで800-1000のあたりを少し下げてみてくださいませ。











簡単なエフェクトだけでライブができてしまいます。


■写真ギャラリー


ヘッドのローズプレート,ヘッドインレイ(標準仕様)

SJ07ローズモデルはゴールドペグのエボニーボタン SJ04マホガニーモデルはクロームペグ いずれもGOTOH 301を採用でスムーズなチューニングを約束

ナットとサドルは牛コツの手作り品

ヘッドバックプレートのベトナムローズウッド及びネックボリュート(標準仕様) ネックのヘッドとネックバックは艶出し塗装で高級感を出し,ネックの部分はサテン仕上げで弾きやすさを追求しています。安心のGOTOHペグを採用


ダブテイルジョイント,ネック後仕込み。先にボディとネックは塗装をして後から組み込みをします。 マーチンが採用している方法ですが,ネックジョイントの技術が高くないと隙間が見えてしまう部分です。 修理の有利さだけではなく,見た目にごまかしが効かない部分のため製品のクオリティに自信があるメーカーのみが採用しています。

多くのメーカーはネックジョイントの後に塗装することで多少の隙間を塗料で埋めてしまう部分です。

サウンドホール ウッドリング(標準仕様) 指板のスモールドット(標準仕様)

指板のウッドもしくはアバロンインレイはオプション(+20000JPY)


ネックセットの技術はかなり高いと言えます。


やはりこのべベル(コンター加工)に魅力があります。 ボディサイドのべベル(コンター加工)はパドックという赤い天然の木材を使い,非常に美しい曲線を作りだします。

木目の美しさと上品さ,そして力強さが感じられます。

この手工芸が独自の存在感を与えています。

手工品ギターだけが持つ存在感です。そして音が良い。

どのように作られているのでしょうか。

ギターの音質に重要な要素の一つはネックジョイントです。熟練工によるダブテイルジョイントで,後仕込みと言ってネックとボディを別々に塗装した後ネックセットします。 多くのメーカーが採用する方法は先にジョイントしてわずかな隙間は塗装で見えなくなるという方法です。

ボルトジョイントは製造効率が上がりますが,やはりハンドセットのダブテイルジョイントは最も音が良いと多くの人が言います。

インレイワークはレーザーカッターに頼らず一つ一つハンドカットされます。

アバロンの切り出しも手作業です。それで,貝の美しい部分や指板の木目を見ながら微調整が可能です。 微妙にそれぞれのインレイに違いが出るのが本来のハンドメイドですね。

サウンドホールの小さなウッドインレイも自分たちで入れます。 機械加工されたものを外注で買ってきて作ったギターとはハンドメイドのレベルが違います。

エアーズが作る美しいギターは多くのギター愛好家やプロから称賛されています。


■新生エアーズのNewHillシリーズについて

2016年1月にカリフォルニア州のテイラーギター工場を見学し,その機械化に感動すると同時に完成した高級ギターに物足りない何かを感じました。ギターは完璧で塗装も仕上げも素晴らしいのですが,何かが足りないのです。

その後ベトナムにあるエアーズの工場を見学してその疑問の答えがハッキリとわかりました。完全機械化工業化されたギターに足りないものそれは完全にハンドメイドの手作りギターだけが持つ存在感です。同時にそれは人が手の感触によって作り出すもので,ロボットには作り出せないものなのです。

世界中のギター工場の多くがロボットを導入し塗装,バフがけ,ネックの成型などはすでにコンピューターが制御しています。また,現代ギターを作る多くの工場では外部で加工されたパーツを買ってきて節約する事が普通の時代になり,すでに多くのギターは手工品から半手工,半ロボット化しています。

これでは完成されたギターにクラフトマンの思いが感じられないのも無理はありません。日本人とベトナム人に共通しているのはハンドメイドの緻密さ,手工品の価値を理解する所にあると思います。

完全手工ギターだけが持つ存在感。きっとあなたにも感じていただけると信じております。そして今までのAyersとNewHillシリーズの大きな違いは日本人が求める高度な演奏性に加えて,独自の美しい音質を備えている事です。

この度日本の新たな総代理店となった新岡ギター教室主宰,新岡大が現地に行きギターのブレイシングをもう一度見直し調整することでこれまでのエアースギターの輪郭のはっきりした音色に加えて,美しいコード感がプラスされどんな楽曲を弾いても立体的な美しいハーモニーとメロディーを得ることに成功しました。

デッドポイントを意識せず弾くことが出来,特にステージ上での演奏に大きな違いがあります。ハウリングにも強くそしてスピーカーを通してもアコースティックを感じさせるサウンドを提供します。まさに手工ギターの新基準と言えるでしょう。

楽器店並びにギター教室主宰者の皆さまぜひご連絡くださいませ。販売の面でもAyersのNewHillシリーズはパートナーとして大きなメリットがあります。かけ率などご相談くださいませ。

またプロギタリストの方にグッドニュースです。プロの方には特別な価格で提供する事が出来ます。条件などお尋ねくださいませ。

ついにこの美しいギターをこの値段で提供できるのはうれしいです。 ギターオタクが実を結んで来ましたね。


O(≧∇≦)O イエイ!!




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