ギターケーブルによる音の違いを聞けるようにいたしました。
ベルデン8412,カミナリ,エリクサー,キョーリツ,そしてアコリバ。
ケーブルだけでもこれだけ違いますよ。
ぜひお勧めはベルデン8412ですね。でもその上のケーブルも存在します。
あまり気が付いていない人が多いかもしれませんが,最もお金をかけずにギターのラインの音質をグレードアップできるパーツがあります。
そうです。ギターケーブルなのです。
( ̄- ̄ )フンフン
5000円の投資でギターの音質を人が感じるくらい変えられる部分は少ないですね。
私もこれまでかなりの種類のケーブルを試してきました。ケーブルに関しては私なりに結論が一応あります。
実験と言いながら最初に結論を言ってしまいます。
ベルデン8412で一般には十分です。
(  ̄O ̄)ホー
もしも,あなたが究極を目指す人,もしくはお金をもらって演奏する人だとするなら,この上のランクをおすすめします。
それははアコリバですね。これはギターで言うと手工品ですね。
このケーブルは普通の商品ではありません。弦が発している細かい高音の倍音が見事に聞こえるのです。
でも価格差が10倍以上ありますので,一般にはベルデン8412とノイトリックプラグを信頼できる技術のある工房で作っている私が販売している物で十分いいですね。(市販の8412よりも音はいいですよ。)
ではこの主張が正しいか,検証してみることにいたしましょう。
この度は5種類選んでみました。(他にも何種類か持っていますが,代表5つですね) ケーブルの長さはどれも3Mですね。
録音方法はシンプルで,マイクとギターの距離が変わらないようにしるしも付けております。
毎回アンプの後ろの電源を落として,つまみの位置がいっさい変わらないようにして,音量の変化もわかるようにしてあります。
この方法で音の違いが感じられれば実際に生で聞いた時はかなり違うと思いますよ。
そもそもケーブルの違いだけなので,耳がいい人でないと違いがわかりにくい可能性はありますね。
ヘッドホンとか,いいスピーカーで聞いてほしいところですね。
低音の違いなど聞き分けられればいいですね。
あなたは違いの分かる男でしょうか。
(・_☆) キラーン
値段が一番安いケーブルです。
キョーリツのケーブルです。
全国どこの楽器店でも売っていると思います。
私はおまけにもらったような気がしています。片方のスプリングも外れてしまいました。
ププッ ( ̄m ̄*)
線が足りなくてとにかく音を出すという場合にはこれを使うかもしれません。
もちろん元のニコアースブレンドの音がある程度の完成度がありますので,この音でもインブリッジよりもはるかにアコギらしい音がします。
でもシビアに聞くと低音に厚みがないですよね。
中域が少し張り出している感じがしますね。高音も抜けきっていませんので,少しこもった感じがあります。
でももっと悪い音のおまけのケーブルが存在するので,安い価格帯中ではいい方です。
おそらく実売は600円か700円くらいではないかと思われます。ベルデンとの価格差も10倍近いと思いますので。
次は結構長いこと使用しました,エリクサーのケーブルです。
そうです。あの弦のメーカーのエリクサーのケーブルです。
高音の抜けがいいと言われていました。
キョーリツに比べると低音の厚みが豊かになって,音のレンジが上下に広くなりました。
でも,すごくこだわっていない人からすれば,違いはあるけど,大きく違わないと言われればキョーリツケーブルでいいことになってしまいますね。
「(≧ロ≦) アイター・・・
さらに最近少し雑誌に取り上げられたりしているようで,試してみました。 カミナリケーブルです。
箱からすると良い音が出そうな感じがしますね。
カミナリとは雷ではなく神鳴だったのですね。
定番のノイトリックですね。しかもゴールド。
高音が抜けるように思います。低音がすごく厚みが出るという音ではなく,高音がきれいに聞こえるようになったという違いを感じるかもしれません。
そして,真打ち登場。
ベルデン8412とノイトリックプラグで私が専門家に依頼して作ってもらっているものです。
BELDEN 8412の文字の方向に音が流れるようにギターを挿します。
関係がないという意見の人もいますが,やってみると少し音は違うように思うので,私はいつもこの方向性を重んじております。オタクっぽいこだわりの感じがしていいですよね。
私のお勧めベルデン8412の音を聞いてみましょう。
明らかに低音の厚みと高音の抜けとギターの箱鳴りが他のケーブルよりも再現されると思います。
これはアコギをラインの音にする際にかなり重要なポイントですね。
やはり世界標準だと思います。
(≧∇≦)b OK!
有名なモンスターとか工房の手作りなどさまざまケーブルを試して来ましたが,結論はベルデン8412でOKです。
オールベルデンでもいいくらいです。
ベルデンの他の番号の商品もかなり試しましたが8412がいいです。それとノイトリック。そして,信頼の技術で作る。
でももしもあなたがプロもしくはセミプロ,もしくは本物のギターオタクなら,ぜひお勧めはアコリバのケーブルです。
これは究極ですね。これは番外編という感じかもしれません。良すぎます。まさに手工品の感じです。
エフェクターボードを見た人から,「蛇みたいなこのケーブルはなんですか?」とよく言われます。
アコリバなのです。
とにかく挿した瞬間,音が出たとたんに,レンジの違いを感じます。
そして,すべての音が自然です。
本来のアコギはかなり高周波が出ていると思います。プレーン弦の響きにキーンと高い音がくっついて来るのです。
でもそれが一般のギターケーブルではロスされてしまい,それが再現されないのです。
音源の後半でプレーン弦をわざと何度か弾いていますので,その辺の自然さを聞いてみてくださいませ。
皆様! いかがでしょうか。
これが100%ラインの音なのです。
マイク録りではないんですよ。アンプの前から直接出ている音を録っているだけなんです。
ケーブルで音がロスされずそのままピックアップが拾った音を再現できるのです。
(ノ°ο°)ノ オオオオ
でもこれこそが,アコギの音に必要な要素なのですね。
この高音を再現できる素晴らしいケーブルだと思います。
他にこのレベルのケーブルは見たことがありません。
でもケーブルに9万円はかなり勇気が要りますので,一般的にはベルデン8412ですね。
最初に8412を使ってみて,良ければケーブルは迷わなくてよいと思います。
3,4万クラスのケーブルもいいものがありますが,アコリバとは全く違います。次元が違います。
オール合板とオール単板くらい違います。
お勧めが,6000円のケーブルでその次が90000円というのは,一般の商品のラインナップからすればかなりおかしな感じがしますが,音の世界はそういうことも生じるのです。
赤坂工芸の手作りスピーカーは販売価格700万円ですから。
「(≧ロ≦) アイヤー
世界標準 ベルデン8412 ぜひお試しくださいませ。
でもあなたがプロかセミプロか本当のオタクならアコリバケーブルぜひお勧めいたします。
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