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niioka

レッスンで目指すことを考えよう

演奏レベルを上げることと曲数を増やすことの違いについて書いてみました。 この考え方があれば,レッスンはもっと楽しくなるかもしれませんね。



( ^ ^ )/ こんにちは!

ギターを習ってみようかなと思う人は,「今よりうまくなりたい」という共通点があると思います。

これは誰でも同じですよね。



私はどちらかというと同じ曲を長く弾いてレベルを上げて行きたいと思う方です。 それで,ひとつの曲のイントロから最後までを分析して伴奏のリズム,コードの仕組み,リードのメロディーの弾き方などなどを解説して1曲で長くレッスンすることの方が多いです。


実際に以前にカルチャーでやっていた方法で行き着いたのは3ヶ月10回で1曲という方法です。


でも,中には早く次に行きたいという気持ちの生徒さんも時々おられます。

いつまでも同じ曲だと進歩がないように思えてしまうのかもしれませんね。

その気持ちも分かります。


( ̄- ̄ )フンフン



でも,新しく曲を覚えることと,演奏レベルが上がることは同じでしょうか。



この二つは関係がありますが,同じではないと思います。

もしかしたら,少しここを誤解されている方もいるかもしれませんね。


例えてみましょう。

「少し音痴ですが,レパートリー100曲です」というのと,「いつも歌えるのが3曲ですが,皆さんを感動させらます」というのと,どちらがいいかということですね。


もしもあなたの人前で弾けるレパートリーは沢山なくても,自分の演奏レベルを上げれば今まで弾いていた曲も全く違って聞こえてきますよ。



それで,レッスンの際の目標を演奏レベルを上げるということに絞ってみてはどうでしょうか。


そうすると,課題曲はゆっくり進むことになってしまうと思います。

でも,音楽の原則が分かった方が本当の進歩だと思いますよ。

それはつまり基礎のレベルを上げるということになると思います。


音楽として必要な要素は3つあります。

アコギなら4つあると思います。


音楽の3大要素とは,メロディー,リズム,ハーモニーです。


これが狂わないならいい音楽になると思います。

なのでこの感覚を訓練するのが進歩でもあると思います。

特にリズムから訓練するのがいいと思いますよ。


ギターの場合はチューニングが合っていれば,ある程度正しい音が出ます。 でもリズムだけは全くその人が作り出します。

リズムの感覚を鍛えるだけでかなり上手になったと感じさせます。 上手ではないと思う時はこれが狂っているからですね。


(T_T) ウルウル



ハーモニーというはギターの場合はコードの響きですね。


コード進行が狂っている,初心者は特にベース音を間違っていても気がつかないこともあります。 それはやはり音楽経験とも関係があるところですね。

コード感が狂うとおかしいですよね。

これも音の記憶から来る感覚の問題ですので,鍛えることは可能です。

いつも正しいコード進行の流れを意識していると,間違ったコードの時に鋭く感じるようになりますよね。


メロディーも音が途切れないように,また,メロディーが歌っているように弾くのは,他の音よりもメロディーを引き立たせるように弾く必要がありますが,それには訓練が必要ですね。



これらの基礎を理解してこのレベルを上げていけば必ずいい音楽になります。



これに加えてアコギなら音色があります。


音色もやはりいい音色を作るには指の使い方があります。

ピックで弾くとしても同じです。

それは右手だけではなく,左手も関係しているのですね。

厚みのあるアコギらしい音色を出せるようにするには指の使い方が重要ですね。


またそのテンションに耐えられるような,左手の押さえも必要ですね。


これらの4つの要素をそれぞれ基礎から考えて,少しずつ耳を鍛えて行くと必ずトータルで演奏レベルは上がっていきます。


そして,アレンジも出来るようになって行きますね。


そうすると,ただただコピーで弾いていた時代よりもずっとギターが楽しくなると思います。

私はギター講師ですが,本当のところ音楽は教えているわけではないと思うことがあります。

実はすべての人の中に音楽の可能性が眠っているんだと思います。

つまりもっと言えば,遺伝子の中に音楽が入っているんだと思います。

私の仕事はそれを引き出すだけではないかと思います。

そのお手伝いが出来ればいいかなと思っています。



プロを目指すのもいいことだと思いますが,もっと音楽を楽しむまさに音を楽しむような仕方で末永くギターを弾くお手伝いが出来ればいいかなと思っています。

(⌒^⌒)b だね


弾けないことがストレスになるような誰かと比べるような方法ではなく,上達の過程を楽しむ方法で続けて欲しいですね。

これが趣味というものですね。

(⌒^⌒)b なるほど


趣味がゴールのアコギ弾きで十分良いと思います。


ぜひ,そのお手伝いが出来ればうれしいです。


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