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niioka

宮之上ライブ&河内スタジオ訪問


秋田にある本格的レコーディングスタジオ 河内スタジオ訪問&トップジャズギタリスト  宮之上貴昭先生の前座&セッションの様子です。



日本のジャズギタリストの中でも人気,実力,人間性,ギャグの切れ味がすばらしい宮之上貴昭(みやのうえよしあき)先生はかなりの秋田通です。

宮之上先生の生徒さんには「ももかん」のかんさんもいます。 DVDは岸部さんと同じところから出ているようです。


99年以降かなりのレコーディングを秋田県内でしているのです。

(ノ°ο°)ノ オオオオ



実は秋田県には日本の自主流通米のさきがけとなった大潟村があります。 「あきたこまち」というブランドもここから有名になったと言えるでしょう。


ここの生産者は進取の気性があり,経営として十分成り立つ農業をしておられます。


その大潟村に本格的なレコーディングスタジオがあるという新聞記事を以前に読んだことがありました。


しかし,そこへお邪魔する機会がなかなかありませんでした・・・。


今回,宮之上先生のレコーディングにお邪魔する機会がありました。

O(≧∇≦)O イエイ!!



そこは河内(こうち)スタジオといいます。



この河内スタジオにお邪魔した私は異次元サウンドの体験をするのでした。


これまでもいろんな高級スピーカーを聞いてきたつもりでした。 JBL,タンノイ,リニア・・・etc

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ


私の「アルグム」というアルバムは赤坂工芸のモニタースピーカーを使いました。 これも数百万レベルの音ですごいスピーカーです。

位相のずれを感じさせないすごいモニターです。


しかーし,ここのスタジオモニターの音はすごいんです。 次元が違うという感じです。


サイズが理解できるでしょうか。


ウーハーは12インチクラスが4発です。たぶん。 エアコンのサイズから想像してみてください。


ウーハーのホーンロードがコンクリートで5トン以上あるというのです。LRで10トンです。


手前のピアノはスタインウェイです。

\(◎∠◎)/オウ~ビックリデース




手前の私はあっけにとられて,口が開いたまま30分くらい経っていたと思います。 左はYPMレーベル主催者にしてクラリネット奏者の山本氏です。


目の前にジャズのビッグバンドが再現されるリアルさです。


あとで,小音量で聞いてもスピーカーのバランスが良いのにまた驚きました。



大きさが想像できますか。



機材も揃っております。


ここでレコーディングされた,宮之上先生のCDに「 Me,Myself and I 」というのがありますが,フルアコをマイクのみで録音してリバーブもなしのすばらしい音質です。


このページの下の方にあります。 http://kochi.nobody.jp/studio/cd.html


現在廃盤なのですがキングレコードから再発売されないでしょうかね。


これはアコースティックなジャズとして聞けますよ。 私も欲しいです。誰か持っていませんか。

これをこのモニターで聞くとこれまた感動します。


皆さんも一生に一度,音源をきちんと作って後世に残したいと思われましたら,この河内スタジオでレコーディングしてもらうというのはどうでしょう。



宮之上あるところにライブあり,と勝手に思っているのですが,2007年1月某日,県内某所でプライベートライブが開催されました。



ジャズギターのグルーブとクラリネットのスウィング感が交互に来る演奏でした。


太郎さんのクラリネットのビブラートがまたいいんです。 平井賢の声のかすれ具合とよく似ています。


宮之上先生のギターは随所に見せ場があり,会場からも自然に拍手が起こります。


トークも滑らかでおかしいんですな。



私も前座で出させていただきましたが,ライブの最後にセッションになったのです。

L(TOT)」 ぎゃー


同じ土俵に上るという言葉がありますが,小学校で相撲部だった人が横綱に挑戦するというような気持ちになります。


しかし,音楽は音を楽しむが基本ですよね。

(ノ^_^) ハイ!



曲はゴンチチのボサノバナンバー [TINY LIPS] です。 ジャズギターの甘い音色と,私のあまりにクリアーなOMデュアルNAサウンドに,クラリネットが絡む不思議な世界が広がりました。


でも,音楽が作られる瞬間は気持ちがいいものですね。


宮之上先生はセーブ気味だったような気もしますが,アコギとクラリネットの合間に入れるオブリガートがまたいいんですね。

(ちなみにポルトガル語のありがとうがオブリカートなんですね。オブリの由来はどこなんでしょう。)


自由自在に弾く jazzguitar の世界も楽しそうでしたが,寄り道せずに今のスタイルをもっと磨くのがいいとこでしょうね。


会場のPAが割りと良かったですね。 最近はアレシスのアンプを持ち歩いて,自分だけは自分の演奏をモニターしています。

これがあるかないかで私の場合は演奏の完成度が違ってきますので,重要なアイテムですね。



宮之上先生のギターもあとで触らせてもらいました。

弦はフラットワウンドですが,013~のセットで意外にテンションがあります。 これであの速弾きをしていたのかと思うとすごいです。

緩々のエレキの感じではないんですね。


トミーも013からのミディアムゲージで弦高を限界まで下げるセッティングですね。

013を使いこなせれば,トーンも厚みがあって良いですね。


ちなみに私は012です。

「(≧ロ≦) アイヤー


自分よりもレベルが上の人たちと演奏させていただく機会はほんとに貴重ですね。そのセッションによって自分の演奏も向上すると思います。


ぜひ,皆さんも遠慮せずにチャンスをつかまえましょうね。



宮之上先生また秋田にいらしてくださいね。

元気でねぇ~ ̄(≧◇≦)/゙゙゙゙ヾ

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