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niioka

打田十紀夫ライブ 2006 in 秋田


島村楽器プレゼンツ  打田十紀夫ライブ イン 秋田 爆笑のライブ&トークの2日間でした。 カントリー&ブルース&ラグタイムのライブでした。



TABギタースクールの打田十紀夫先生と言えば,教則本の数々,ブルースやカントリーのビデオ,DVDの出版など,この業界では有名人ですよね。


(ノ^_^) ハイ!



その打田先生のライブが島村楽器主催で,2006年9月23日(土)に秋田市イオン店と,24日(日)に秋田市駅前のフォーラス店でそれぞれスタジオ内のライブがありました。

私の通信ギタースクール時代の講師陣に入っておられましたし,久々にお会いしますので,楽しみでした。



早めに私も会場入りします。


リハに立ち合わせていただきます。



今回もギター4本を担いで新幹線で来られました。

上の写真はチェコ製のアミスターのリゾネイターギターです。 他には,モーリスのS,ギブソンB-25-12弦,島村楽器のヒストリーです。


さすが島村イベントではヒストリーを持ってくるのですね。




モーリスとギブソンにはWAVERのピックアップシステムが搭載されています。




4本のギターはモノラルのアウトで,それが,プロトタイプのラインセレクターに入っています。

そこから,なんとZOOMなのです。

A2.1uなる高価なものではない商品です。(1.5万位かな)


「弘法筆を選ばず」といいますが,その域に達しておられるのかもしれません。


ZOOMのリバーブはちょっとあれなんですが,以前のものに比べると32ビットできめ細やかな感じはあります。

( ̄~ ̄;)??



トーク&ライブではないんです。

あくまで,ライブ&トークなんです。

でも十紀夫先生のお話は非常にマニアックで,大爆笑のライブになります。



セッティングも終わり一息ついたところで,私のギターも弾いていただきます。



「このピックアップの音はすばらしいね。」とコメントをいただきました。



本番前の空き時間に,スターバックスでコーヒータイムです。 十紀夫先生はブレンド,私はいつものキャラメルマキアートです。


十紀夫先生が教えてくれる,業界ネタは面白いですよね。


昔まだインターネットがない時代は,私もビデオから勉強したことが沢山ありました。 TABギタースクールのビデオも沢山見ました。

その当時は高いなーと思いながら,買ったビデオですが,打田先生は借金も覚悟でビデオ化してくださっていたものが沢山あったという話を聞かせていただきました。

o(ToT)o ダー


こういう先駆者がいてくださり,フィンガーピッキングギターの文化が少しずつ定着していくんですね。

本当にありがたいことです。 ささやかな感謝のしるしに,コーヒーはご馳走させていただきました。

(≧ω≦)bグッ



よどみなく流れるように軽いタッチで弾いていかれますね。


爆笑トークと渋い演奏のギャップもまた面白いですね。



特に終了後会場にいた若い世代の皆さんは,「すごかったー」を連発していました。

スタジオ内は28人という少数でしたので,まじかにプロの演奏を見ることができましたね。


12弦ギターがなかなか市民権を獲得しないギターで,その教則ビデオが売れなかった話も笑わせていただきましたが,DVD時代になってその返品の山を考えると本当は笑えない話かもしれませんね。

o(ToT)o ダー



次の日は秋田市の駅前から離れて,郊外型ショッピングセンター内の島村楽器イオン店のライブです。


駅前のホテルまでマネージャーのように迎えに行って,一緒に道中またオタク談義をしながら向かいます。



ショッピングセンター内で,有名なギター4本持ちの技を見させていただきました。

これがその証拠写真です。



まずは,ケースが違います。カナダのゴダンで出している,発泡スチロールの軽いケースがあります。カナダのシーガルなどについてくるケースです。

それを背中に1本しょいます。

今度は左手にギターを一本通します,その左手でさらに一本持ちます。

今度は右肩にモーリスをかけて,右手でキャリアバッグを持って,首にかばんをかければ出来上がりーなのですね。

とにかく幅を取りますので,大変です。



通行人がよけてくれます。

(⌒Θ⌒)ぷぷぷっ♪


昔はこれにアンプを首からさげていたといいますので,すごい話です。

ヽ(・_・;)ノ ドッヒャー




こっちのスタジオは昨日よりも狭いんですね。 詰め込んで23人という感じでした。




マッキンリーのカポもありましたが,普通はシャブカポを使っておられました。

聴衆からは見えませんが,さりげなく時計がおいてあります。これはプロっぽいですね。



十紀夫先生のギターの弦高はかなり低いんです。

6弦12Fで2ミリちょいくらいでしょうか。 私が弾くとバズってしまいますが,十紀夫先生が弾くと軽やかに弾けてしまいます。


その人のスタイルで弦高も違いますね。 弦高が低いとダイナミックレンジが狭くなるのは仕方ありませんが,なんと言っても弾きやすいんです。

これはプレイヤーとして考えれば,譲れない部分でもありますね。

( ̄~ ̄;)ウーン・・・


ライブ専用ギターと割り切って私は,2本のギターの弦高をかなり下げてあります。

生音専用はそこまで下げていません。



ヒストリーのギターだけは普段ノンピックアップなので,フィッシュマンレアアースブレンダーが付いています。

マイクを混ぜているので,マグ臭すぎず使える音がしていました。 ノンピックアップのギターでライブをする場合はこれもありかなと思いました。

生音派でたまに仕方なくピックアップも使う方はレアアースのブレンダーで逃げ切るという方法もあるかもしれません。

でも,モニターが近すぎたり,音が回ってくる場所では,マイクの音量を上げられずに結局マグのみに近い音になる場合があるでしょうね。



2日間のライブお疲れ様でした。


おそらくプロレスねたはわからない人も多かったと思いましたが,マニアックな話であることはみんなわかったと思います。

タイトマッチという曲にまつわる話とか,ビッグサラマンダーの話も面白かったですね。 あと,無人君ネタも面白かったですね。

(>y<) ぶっ!?


やはり,トーク&ライブだったかも・・・。


冗談です。


ライブも良かったです。 あらためて私もラグタイムに挑戦したくなりました。



これはジョンピアースのカスタムゲージです。 いわば十紀夫スペシャルの弦です。

打田先生に勧められた南澤さんが,1,2弦がミディアムの013,017を使っているのはソロギターの調べに書いてありますが,その後,打田先生は2弦はライトに戻して使っているのでした。

チョーキングが多い2弦は016にしているのですね。

1弦のみチューンダウンしてもテンションのある,013という見たことのないカスタムゲージを使っておられました。

通常のジョンピアースよりも,3弦,6弦も太いと思います。 3弦の025は普通ミディアムですね。


記念にワンセットいただきました。

ありがとうございます。! (*^ - ^*)ゞ ポリポリ




弦高がぎりぎりに,1弦12Fが1.7ミリ以下になってくると弦の太さは大きく関係してくると思います。

逆に2ミリ以上高い弦高があれば,ライトでもたぶん十分鳴ると思います。(調整されていれば)


弦高が低くなってくると,弦のチョイスもシビアになっていきます。


いつも使っている,塩崎シーガルのギターでなくても,どのギターでも使い,メーカーが持って来るどのエフェクターでもライブができる十紀夫先生は「弘法筆を選ばず」の域に達しているかもしれませんね。

(*^^)/。・:*:・°★,。・:*:・°☆オミゴト!!


TABはトキオ,アコースティック,ブルースの略だとずっと思ってきましたが,本当は,「永遠に(とわに),あこがれの,馬場さん」だったとはこの度初めて知りました。

「(≧ロ≦) アイヤー


やっぱり トーク&ライブ かもー。

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