ぽんぽこ山音楽祭での音源です。 この時の多くの方の評価がデュアルNAへの確信になったと思います。
スタジオM NIIOKA モデルピックアップの音
私のシステムは常に変化しているのですが,ニコピン開発への道のりとなるイベントです。
これは実験用に試した段階の写真ですが,基本的にはフィッシュマンのNEO-Dと啓陽製のコンタクトピエゾを使います。
でも注目すべきはこのコンタクトの太鼓の大きさです。
どうでしょう。普通のよりも大きいでしょう。
これだと,出力が大きくてプリアンプがなくてもいけるくらいです。
高音が強く出る傾向がありますが,貼り方でバランスをとる方法を発見しました。
ギターの音の良さに何人かのギター好きのスタッフが何を使っているのがわざわざ本番前に尋ねに来ました。
いったいどんな音が出るのでしょうか。
いよいよ本番です。
初めにスタジオM NIIOKAモデルにNEO-D&啓陽コンタクトピックアップです。
曲は倫典アレンジの「少年時代」です。
音源はポンポコ山の主催者である峰浜村がのちほど出演者に送ってくれたMDからです。おそらくミキサーの音をそのまま録音したものだと思います。
この「少年時代」について少しこだわりがあります。
楽譜集の倫典アレンジは弾きやすさを考えてメロディーラインを少し犠牲にしているところがあります。
しかしながら,この曲の「なーがいかーげがー」 「まーどをとーじてー」 「よびーかけたまーまでー」この3箇所の音符の長さが韻を踏んでいるように思うのです。
それで,ここはカンタンに表拍にベース音と一緒に弾くように楽譜はなっていますが,少し練習して歌のメロディーと同じになるようになっています。
えっそんなことに時間をかけたくない?
ププッ ( ̄m ̄*) お宅ですね。まぁそういわないで。
「些細な変更が作品を完成に導く。しかし,完成された作品は決して些細ではない」とミケランジェロも言っていますから。
では次に,ラリビーに持ち替えます。
曲は蘇洲夜曲です。
ギターはラリヴィーC-19で,サンライズ&シャドウ&シンラインのピックアップです。
プリアンプはスタMギターと同じで,GIG1310です。 それにYAHAMA FX550でコーラスとリバーブをを軽くかけています。
少年時代をヘッドホンなどで聞くとわかると思いますが,ラインはステレオアウトで,コーラスもリバーブもステレオでかかっています。わかるでしょうか。
ステレオの揺れ具合というのはこれまたいいものですね。
よく一般的に BOSSは歪み系と YAMAHAは空間系(つまりリバーブとかコーラスとか)などといわれますが,値段の違いもあるので,すべてにあてはまるわけではないと思いますが,一般的にはそういう傾向があると思います。
FX550はBOSSのAD-5よりは深みのある空間を作る事が出来ます。ノイズも少ないです。でも,値段も違いますから。
さてさて,いかがでしょうか。
ラリビーにサンライズのシステムと,スタジオMとNEO-D&啓陽コンタクトシステムとどちらが好みの音でしょうか。
多くの人がアコギに惹かれる理由は音色にあると思っています。
やはり,エレキギターとかシンセサイザーでもアコギの音色を出すことは出来ますが,それはやはりアコギとは何かが違う音がします。
では,アコギの音色のどこがいいのでしょうか。太い低音でしょうか。それともキラキラ☆彡と輝くような高音でしょうか。
マニアはギターらしからぬ太い低音を求めるかもしれませんが,(私も以前はそうでしたけど)やはりアコギはきれいな高音にあると最近は思うのです。
低音はバランスよく出ていれば,必要以上にブースト出来なくてもいいと思うようになりました。
それで,このスタジオMギターの高音と啓陽コンタクトのバランスがなんとも絶妙なのでしょうね。
皆様の感想はいかがでしょうか。
このイベントはオフコースのドラマー大間ジローさんのプロデュースだったのです。
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